本校は昭和38年に能登地区唯一の私学として開校した七尾女子高校を母体とし、平成2年に男女共学制導入に伴い鵬学園高等学校と改名し今日に至っています。
昨年度は61周年を迎え、約6,000名の卒業生を輩出してきました。卒業生の活躍を耳にするたびに七尾女子高等学校の建学の精神にある地域に貢献する人材育成と鵬学園高等学校の建学の精神にある世界を視野においた人材育成の両面を感じておりました。本校は私学であるため、学校は変われど教える教員は変わりません。そのことが様々な分野で活躍する人材育成につながっていると考えます。
本校は石川県において口能登唯一の私学としてこの地域の人材育成に大きな使命感を感じております。
令和6年能登半島地震で被害を受けた本校の教育復旧・復興にかかわる事業となります。
令和6年能登半島地震により本校はかつてない大きな打撃を受けました。具体的には校舎の一部、体育館やテニスコート、グランド、調理施設や設備、周辺の液状化現象による陥没等、多数の被害を確認しております。今後、この地域で教育活動を継続していくために、復旧に向けた取り組みを全力で取り組んでいるところでありますが、すべての復旧は本校の力だけでは成り立たないという状況です。また、本校の生徒の学びにおいても切れ目ない支援を最大限にしていく必要があると考えており、そのための環境整備をすすめていかなければなりません。皆様のお力なくしては復旧・復興は成しえません。
何卒、当募金の趣旨をご理解いただくとともにご支援とご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。