杉野学園は創立者杉野芳子が大正15年(1926年)にドレスメーカー女学院を設立して以来日本の服飾教育とモードの創出の先導者の役割を果たしてきました。本学園の建学の精神と展開の理念は、挑戦(チャレンジ)の精神、創造する力、自立(自己実現)する能力であります。本学園は今すべての教職員がその精神と理念を受け継ぎ、服飾美を追求し、服飾界の各分野でリーダーとなるファッションクリエーターを育成する使命を自覚してその達成をめざしています。
【設置する学校:杉野服飾大学、ドレスメーカー学院、杉野幼稚園】
<奨学基金の充実>
・杉野学園奨学金
・杉野学園緊急奨学金
・杉野学園新入生奨学金
・全国ファッションデザインコンテスト奨励金
平成26年度以降は、奨学基金を設立することを目的として募金を継続してきました。令和2年度以降高等教育機関に在学する学生に対する支援事業として国による授業料減免の制度が開始され、本学園もこの制度による減免を行ってきましたが、国による一律の基準による支援では対応が困難な学生に対する各種の奨学金を設けて、学園として独自の支援を行っています。創立100周年を記念しての奨学基金充実事業に対して皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
<教育研究に係る施設整備の充実>
・省エネ対策など環境にやさしい空調設備への改修
・安全・安心な教育環境の確保のための耐震整備
・キャンパス利用者の快適性向上を図る整備
令和7年度に杉野学園は創立100周年を迎えることとなりました。これを機会に空調設備の更新等の環境改善事業を推進することとしています。空調設備の更新は、第三校舎等で使用されている老朽化したボイラーと吸収式冷凍機の中央熱源による冷暖房運転から個別分散熱源方式のガスヒートポンプに更新する計画です。これによって熱源を重油から都市ガスへ転換し、同時に高効率型空調設備機器へ更新することによって地球温暖化対策としての排出ガスの削減を行います。創立100周年を記念しての教育環境改善事業に対して皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。